おはニーハオ!
タンタンメンですよろしくお願いします!
今回は僕自身が一番愛してやまないバンド
『lynch.』
の魅力について書いていく。
V系好きな人は全員聞いたことがあるだろうぐらいに
思っていたが意外と
「好きな友達多いけど聴いたことあんまりないです~」
なんて声をよく聞く。
その度に「聴けよー!!!!」と
激しくシャウトしてきたものだが
今回ブログきっかけでハマってくれる人がいたら最高だなーと思い
執筆に至った次第である。
なので「lynch.興味はあるんだよねー」
という方は特に最後までお付き合いいただきたい。
細かい個人のプロフィールを追うよりも
過去の発言や楽曲から魅力をお伝えしていく。
もう知ってるしワイも好きやで!という方は
もっと専門的なこちらの記事へ
今回はあんまり知らない人向けなので
聴きやすい媒体を使ってご紹介していく。
まずは最新のアルバムから。
昨夏に発表された【ⅩⅢ】というアルバム。
代表曲「JØKER」は
のっけからえげつないシャウトでスタートしつつ
ジャジーな要素とバンドの持ち味であるダークなヘヴィサウンドが
見事にマッチしていてとてつもない色香を放つ。
僕が初めて【lynch.】を知ったのは高校生の時で
当時あった「glare」という雑誌だった。
当時自分は本八幡のRoote14というライブハウスで活動おり
地元の星ともいえる【ギルガメッシュ】が大好きでよく聴いていた。
そこを皮切りにヘヴィなバンドを追うようになり
そんな中「glare」のインタビューが目を引いた。
『ヘヴィーだけどとにかくキャッチー』
と書かれており、葉月さんは
狙ってそのキャッチーさを演出していると応えていた。
当時この写真とインタビューを見て
「どんな曲なんだ!!」と気になりすぎてしまい
通学途中で学校へ行くのをやめて新宿までCDを買いに走った。
家の近所では取り扱ってなかったので…
当時は
【THE AVOIDED SUN】
【THE BURIED】
の2枚が販売されており
他の作品は購入が難しかった。
【greedy dead souls】は今となっては入手困難。
僕はその日学校をサボって家に直行し
【THE AVOIDED SUN】の封を開けた。
1曲目の「liberation chord」の
左、右と鳴るギターからのざらついたシャウト。
どの曲もサウンドは重いのにどこまでも広がりのある音像。
歌詞カードを開いてもほとんど書いていない歌詞。
高校生の僕にはとにかく衝撃だった。
続けざまに【THE BURIED】を聴いたが
夕暮れの団地群にいるような
どこか寂しげで、どこか退廃的ながら
喉元まで上がってきた負のエネルギーをぶちまけるような
そんな圧倒的世界観に気づけば何周もリピートしていた。
余談だがあまりに好きになりすぎて
葉月さんの髪型やメイクを真似していたほど。
今からこのインディーズの頃のアルバムを手に入れるのは大変だが
この時期の代表曲はほとんど10周年記念のベストアルバムに収録されている。
しかもApple Musicで聴くことが可能。
まず初心者の方はこのアルバムから入ることをオススメする。
「なんだ、ベスト盤推してくるのかよ~」
と思う方もいるかもしれない。
僕も本来であればベストアルバムという文化そのものが好きではない。
ただこの【10th ANNIVERSARY 2004-2014 THE BEST】は一味違う。
lynch.はインディーズの頃正式メンバーのベースがおらず、
全曲ボーカルの葉月さんがベースを弾いていた。
またこれがめちゃくちゃうまい…!
メジャー進出と同時に明徳さんが加入したのだが
このベストアルバムではインディーズ時代の全楽曲ベース録り直している。
そして他パートに関しては一部フレーズを録り直したり
過去のままの音を使用したりしている。
マスタリングは全てGALLOWSの時の方にお願いしたとのこと。
それにより知っている曲がより洗練されており
過去との違いを探すのも楽しいし
あ、ここは変わってないんだなーという部分もある。
故に古参の方々にも楽しめる要素が盛り沢山である。
2枚組になっているがどちらもライブのセットリストを組むのと同じように
曲順を決めたとのことなので
新規の方々にはすぐライブを楽しめるような選曲になっている。
僕は様々なジャンルのいろいろな音源を聴いてきたが
この音源程ボリューム感があり楽しめた作品は他にない。
人生で5枚のアルバムを挙げるとしたら間違いなく入る。
なのでまずはこのアルバムから入って
かっけぇ!!ってなったら最近のアルバムを聴く。
それでもってドハマりしたら過去の作品を聴いて
違いを探して楽しむ、みたいな流れがオススメである。
最初に観たMVからもわかる通り
かなりいかつい印象が強いバンドだが
lynch.の強みはそこだけではなく
圧倒的にキャッチーな歌心にある。
過去に【ギルガメッシュ】の左迅さんが楽屋で放った言葉でこんなものがある。
歌が強くないことでイマイチ人気が出ず
解散してしまったバンドを沢山見てきた。
それに引き換えlynch.は昔から
サウンドの暴力性と一度聴いたら口ずさめるような
キャッチーなメロが常に同居している。
10年を越えて根強い人気を誇っているのは
やはり歌の力が強いことの証明だ。
歌心に通じるという面でギター陣のフレーズも一役買っている。
玲央さんと悠介さんのギターはとても楽曲に広がりを持たせており
単なるヘヴィネスではなく炎や氷を表すかのように
楽曲の温度感や色を多彩に変えてくる。
玲央さんのアスリート的なほどのプロ意識に惹かれる人や
悠介さんの変則的ともいえるプレイスタイルに憧れる人も多い。
リズム隊もとてもテンション上がるフレーズメイクで
セクションが変わる場面やここから行くぞー!
ってところなんかとてもわかりやすく誘導してくれて
ライブ初参戦でも楽しみやすい。
そしてMVがどれもかっこいいので一通り観てほしい!
ボーカル葉月さんは眼で演じるというか表情の幅がとても広く
【lynch.】が激しい楽曲でも色気を醸し出しているのは
葉月さんの表情による部分が大きい。
いかがだったろうか?
今後も【lynch.】は新曲の解説や
ライブレポートなど書いていくつもりなので
この記事を読んで面白いと思っていただけた方は
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いつかlynch.好きによるカラオケオフ会でもやろうではないか。
コメント
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